1947年10月 大阪市東区大手通(現中央区)で創業。
1969年5月7日 カワサキ明石工場で500SS マッハスリーの販売店向け発表会
1975年4月 大阪市東成区に移転 カワサキがメインだったが、1978年頃にはハーレーがメインに。
1973年 アメリカのモーリス社製アルミホイル、ジャーディンヘッダー社製の集合マフラーの輸入開始。
1976年5月 ホンダGL1000の逆輸入開始。
国内メーカーの“自主規制”でオーバー750が国内販売されていなかったので反響はすごかった。一般誌でも「日本製大型バイク"逆上陸"」と話題に。「国内解禁」の夢に向かっての第一歩だった。
GL1000・・・水冷4サイクル4気筒　ボア・ストローク　72mmX61.4mm 999cc 最高出力80ps/9000rpm。その後オプション付き「インターステーツ」、フルオプションの「アスペンケード」、カワサキ「ボイジャー」、スズキ「カバルケード」、ヤマハ「ベンチャーローヤル」などの日本製大型ツアラーが続々アメリカ市場に参入していった。
1976年式のGL1000の開梱風景。
1976年6月 K&N社パワーフィルター,NEP社ナイロンスプロケット,レーサーワン社のFRP製タンク/シート、レスター社ホイル、ロナール社ホイル、イントラ社ホイル、ミスターシート社のバケットシート、ダンガーニ社の集合マフラー、ロックハート社のオイルクーラー、ロッキード製のブレーキ、ドイツ、マグラ社のセパハン等の輸入開始。「パワーフィルター」という商品名は船場で命名しました。
船場オリジナルではカワサキZ2、ホンダCB400F用のFRPタンクシート、バックステップ、CB400F用のダブルディスクキットも人気があった。
1977年4月 カワサキZ1R,ヤマハXS1100,ホンダATCバギーの輸入開始。
1978年7月 ホンダ四輪バギー FL250の輸入
1978年7月 CBX 逆輸入開始 （写真は1980年式）
コムスターホイル標準装備のCBX。アメリカでは低いハンドル、バックステップキットがオプションで販売。24バルブが奏でるホンダサウンドは芸術でした。1981年からはカウリング、ワンタッチで脱着可能なサイドバッグが標準装備、リヤーショックにプロリンクを採用、最強の高速ツアラーでした。
CBX・・・空冷4サイクル6気筒　64.5mmX53.4mm 1047cc 圧縮比9.3　最高出力103ps/9000rpm 最高速度225km/h。

スーパーカーブームと重なって大変な人気だった。簡素化されたシステムにより当時の船場では「午前中のご契約分は午後には納車という即納体制」だった。この頃の船場の仕事・・・朝8:30に神戸からトラックが到着、9:00にトラックから木枠を降ろし開梱。10:00から整備を行い13:00から車検登録、16:00に帰社して納車。これが月～金曜日まで毎日続いた。

まだアルミホイルでの車検は無理だった。CBXもスポークホイルに入れ替えての新規登録だった。その後船場では一販売店としては初めてアルミホイルの認定(JWL)を取った。

1978年10月 カワサキジェットスキーの逆輸入開始
1979年1月 カワサキKZ1300の逆輸入開始
1980年5月 ホンダGL1100インターステーツ逆輸入開始
後にGL1200アスペンケード
1981年10月 スズキGSX1100刀の逆輸入開始 （写真の年式は不明）
ホンダ CBX 1981年式
1982年 ホンダCX500ターボの逆輸入開始
1982年4月 ホンダCB1100Rの逆輸入開始
1982年5月 カワサキKZ1000ポリス、ヤマハXJ650ターボの逆輸入開始
1982年 カワサキ 1000R ローソンレプリカ 逆輸入開始
1983年9月 カワサキKZ1300ボイジャーの逆輸入開始
1984年6月 ヤマハFJ1100の逆輸入開始
1984年7月 カワサキ 900 忍者 逆輸入開始
1985年 ヤマハ V-MAX 逆輸入開始
1986年7月 スズキ GSXR1100 逆輸入開始 （写真の年式は不明）
1985年11月 カワサキ 1000RX 逆輸入開始
1988年1月 ホンダGL1500輸入開始 （アメリカ生産車なので、逆輸入ではなく、輸入車）
船場で販売する直前にホンダ技研工業から電話が入った。「船場さんでの販売価格は？」「175万円です」「ありがとうございました」。しばらくして「ホンダがGL1500を国内販売する」というニュースが流れた。販売価格は175万円。1976年5月に国内解禁の夢を求めて最初に逆輸入したのがGL1000だった。12年後ゴールドウイングは見事に羽ばたいた。