滝沢さんの1930年 DAH Hill climber　

20th. Century of HARLEY-DAVIDSONに掲載。ヒルクライムレース(幅9M、長さ60～180Mの急斜面を駆け上がるタイムを競う)用に作られたファクトリーマシン。低いハンドル、ロングホイルベース、チェーンを巻いた後輪が迫力ですね。 タイヤの滑りを減らすために巻かれたチェーン。現在のモトクロスタイヤがあればもっといい記録が出たのかも?サイレンサーをもたないエキゾーストは各気筒ごとに独立。 ナックルヘッドの原型とも言えるOHVエンジンはプッシュロッド、ロッカーアームはむき出し。 徹底的に無駄を省いたレーシングエンジンは美しいですねぇ。リジッドフォーク、スプリングフォークがクロスするヒルクライム専用のスプリンガーフォーク。10数秒の闘いにこれだけの大容量タンクは必要無いだろうが。。カスタムのモチーフとしてよく用いられている可愛いタンク。