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 ハーレーのライバルメーカー、“インディアン”を徹底チェック!

’53年に創業を終えたインディアンが、最近再びバイクメーカーとして復活を遂げたことをご存じだろうか?ハーレーと同じアメリカ製のバイクだけに、その名前はよく耳にするが、果たしてそれがいったいどんなバイクだったかといえば、想像できないという方も多いハズだ。
ここに紹介するのは1939年製のチーフである。そもそもインディアンは高級車のイメージを強く押し出していたのだが、このモデルを見ると、それがよくわかる。タンクのデカール、そして金色のラインをあしらった高品質な塗装。同じ年代のハーレーより、かなり高級な印象だ。対してハーレーは、極めてシンプルだ。
操作方法も異なり、右側にアクセル、左側にシフトレバーというハーレーに対し、インディアンは左側にアクセル、右側にシフトレバーを備えていた。乗り手をかなり選びそうだが、アメリカにはいまだに根強いファンがいるのだという。佇まいを見ると、確かにそれも納得の美しさだ。

※↓下の写真の○印をクリックすると各部分を比較した別ウィンドウが開きます。

かなりシンプルな印象のハーレー。
しかしOHVエンジンを採用するなど、メカニズムでは一歩先を進んでいた。
 
スキニーフェンダーの最終型。
高級な塗装など、細部に至るまで作りが凝っていて、強く高級車であることをアピールしていた。
 
細部に至るまでロゴデザインが使われた。
インディアンのこだわりを感じさせるのは、フェンダーの造形や塗装だけではない。フットボードにはもちろんのこと、タイヤにまでメーカーロゴをあしらっている他、サイドスタンドにまで小さなロゴマークが使われている。さらに圧巻は、ヘッドライトの上に装備されたホーン。チーフヘッドが立体的にデザインされているのだ。
       
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